2002.6.28(金) USJ
きょうは会社のあるグループの歓迎会があった。同じテーブルには7人の女性と男性は私一人。そういう光景はわが社では良くあることだ。
USJ(ユニバーサ ルスタジオジャパン)のことが話題になり、(私が話題にしたのだが)、USJに行った回数を聞いてみた。7人の女性たちは、全員がまだ一度も行っていないと言う答え。驚いた。偶然かも知れないが、しかし、多分、統計をとっても、行ったことがある人は、地元関西では半分以下だろう。
近くにいると「いつかそのうち」と思って、つい後回しになり、気が付いたら何年も経ってしまうということか。
私は、昨年オープンした2週間後の土曜日に行ってきた。一日で段取りよくほとんどのアトラクションをこなした。ぜひまた行きたいと思っているのだが、そう思っているうちに1年以上になる。
「ターミネーター2」をぜひまた見たい。あの立体映像はスゴイ迫力だった。
2002.7.1(月) 太陽の塔とエキスポタワー
昨日アップした写真集の中で、太陽の塔とエキスポタワーが写っている写真のコメントに、「エキスポタワーが8月から解体工事」と書いたのを、とんでもないことに、「太陽の塔が解体」と誤解され、私としてはびっくり仰天の一大事。掲示板に訂正のコメントを書いた上、この際、太陽の塔について書いておきたくなった。
万博では、もちろんシンボルだった太陽の塔。両手というか翼のようなものがあるが、その高さぐらいの大屋根で囲まれ、テーマ館とつながっていて、テーマ館に入場すると中に入ることが出来た。ただ、中に入っても何もない。窓があるわけでもない。顔の部分に登って何日間か篭城した男がいた。そこまで行けば景色もいいだろうが、普通の人は外から見るものなのだ。今も内部に入る方法は見当たらない。閉鎖されていると思う。
太陽の塔は表面がコンクリートで出来ている。ひび割れが全くない美しい赤と白の肌が、象徴としての尊厳を一層高めている。コンクリートのひび割れを防ぐ技術は当時の最先端のもの。
万博終了後も、太陽の塔や日本民芸館などは恒久施設として残されることになった。但し、建造物としてどこまでもつのか、私にはわからない。私の生きている間は大丈夫だろうが、もっと永く子孫の時代に残してあげたい。
一方のエキスポタワー。鉄骨をタテに組んだだけの変なタワーだった。東京タワーやエッフェル塔みたいな高さも美しさもない。私は会期中に一度もこのタワーに登らなかったし、そうこうしているうちに、数年前から閉鎖され、今度はついに解体となる。
太陽の塔の顔の真正面。両目のライトの先はエキスポタワーだった。万博の建造物がまたひとつ減るのは寂しい。解体の前に一度間近で見ておきたい。写真も撮っておこう。
2002.7.5(金) ミニストップのソフトクリーム
昨年、サッカーの中田英寿が彼のHPに書いていた「ミニストップのソフトクリームがうまい」という話しは私も同感で、その後よく買って食べたものだ。ただ、ミニストップというコンビニはさほど店が多くない。あるところにはあるのだが、いざ、そのソフトクリームをと思っても、ミニストップはないのだ。大阪の梅田かいわいを歩き回っても、見つからない。ミニストップのHPでようやく探しだす。私は今年の正月に会社が新大阪駅前に移転してもすぐに店のあり場所を確認した。きょうも会社帰りにそこへ立ち寄り、駅まで歩きながら食べるのである。コンビニなのに、レジで「ソフトクリーム」と注文する。「バニラですか」と聞かれる。「うん」と答える。あ・うんの呼吸。色々種類はあるが、常連はバニラに決まっている。
2002.7.6(土) メジャーリーグの野球
ワールドカップ・サッカーが終わると、アメリカの野球のニュースが多くなった。日本の野球もそうなのだが、阪神が4位まで下がり、興味が薄くなったので、きょうは、大リーグの話題。
私は過去3試合、アメリカでメジャーリーグの試合を見ている。下の写真は1997年にアトランタで見た時のもの。観客全員でストレッチをした後「私を野球に連れてって」の合唱だ。私は歌詞がわからないので、自分では歌わずに場内の雰囲気を精々味わった。カップルで来ている人たちは決まって男性が女性の肩に手を。右手を上げているのは誰かに手を振っているのではない。歌の後半に「ワン・ツー・・・・」と掛け声をかけるような部分があるが、この写真は「ツー」の瞬間だろう。
この球場は、アトランタオリンピックの時に造った陸上競技場をそのまま半分を利用して改造し、野球場にしたもの。アトランタ・ブレーブスの好調もあって、満員で盛り上がっていた。試合は9回に逆転されて負ける結果となったが、野球の楽しさは損なわれない。
球場内で売りに来る飲み物は、ビールとコーラ。ここはコカ・コーラの本社のある街だ。私はこの球場にレンタカーで乗り付け、帰りもさほどの混雑もなくホテルへ戻れた。ニューヨークのような大都市を除けばアメリカの車生活は気分がいい。ガソリン代も日本の半分だ。
広い国土を持ち、豊かな資源を使い、戦争に負けた経験のない傲慢な国、アメリカ。日本は太刀打ちできない。ただ、このアトランタは南部であり、「風とともに去りぬ」にも描かれた南北戦争において、アメリカで唯一の「敗戦」経験をしている土地だ。傷みのわかる人々、阪神タイガース・ダイエーホークスファンのような人たちが多いところで、「サザン・ホスピタリティ」と言われる、人の心の温かさがある。