最近思うこと(日記・エッセイ)

2002.7.30(火) ユニクロのドライTシャツ 

 
きょうは午後に二度会社から外出したが、きょうのこの暑さはこたえた。駅までのわずかな距離でも、また、階段や電車待ちのときも、激しい熱気には、意識が朦朧とする。
 ユニクロのドライTシャツを愛用している。Tシャツだが、肌着としてはちょうど良い。汗を吸収し、べたつかず、すぐに乾く。汗をかく真夏には欠かせないグッズだ。洗濯してもすぐに乾くので、2枚しか持っていないのだが、全然問題ない。こんな快適なものがなぜ今までなかったのかと腹立たしい。
 ただ、この「ドライ」の素材は100%化学繊維であり、綿の肌着と比べ、体にいいのかどうか、私にはわからない。多少体に悪くてもいい。快適なのだから。
 東京は先日の日曜日と月曜日が涼しかったようだ。三男が千葉県の白子町でテニスの大会があり、4泊して帰ってきたら風邪を引いて、熱を出して寝込んでいる。


2002.7.27(土) 野球

 
高校野球の代表校が続々と決まっているが、大阪は決勝が31日と一番遅いので、まだベスト16が戦っているところだ。きょうは見に行けなかったが、炎天下で熱い試合が展開されている。甲子園で名を轟かせた有名校が目白押しで、それがこの段階で敗退していくのも、また厳しいところだ。PL学園もきょう負けた。
 明日は、我が社の野球部が社会人野球日本選手権大阪府予選で試合がある。きっと暑いだろうが、応援に行くつもりだ。既に近畿予選への出場権は獲っているが、少しでも勝った方が次の予選で好条件の組み合わせになる。場所は大阪ガス今津グラウンド。甲子園の隣だ。愛車の原チャに乗って行く。
 きょうは、消費生活アドバイザー資格更新講座なるものを受講した。2時間の単元を2つ。上智大学と龍谷大学の教授と講師の講義だ。大学の先生の授業を受けた経験のない私にとって、とても新鮮で勉強になった。テーマは「消費生活とマーケティング」「インターネット取引と消費者私法の動向」。正確には、私はアメリカの大学で授業を受けたことがある。そのときも「マーケティング」の授業が印象に残っているが、理解できたのはいくつかの単語だけ。もっと言えば、大学のキャンパス生活を楽しむことがメインだった。高校を卒業して就職した私にとって、大学へ行くことは夢だった。その夢をかなえてくれた会社に感謝している。


2002.7.21(日) 高校野球予選と花火大会

 
梅雨が明けて、本格的な夏が来た。外に出たときに照りつける日ざしは、ジリジリ痛いほどの刺激だ。昨日は高校野球の地方大会、2回戦を万博球場で見た。万博公園の施設の中で、この球場は我が家から最も近い場所にあり、バイクで球場の側まで行ける。観客席は外野も内野も、ネット裏も全てが芝生席で、外野席の一番うしろにある木陰がこの時期の特等席。私は、ネット裏に陣取って2試合を観戦。甲子園で見る試合とさほど変わりない、レベルの高い試合だった。どちらのチームを応援するわけでもない。一つひとつのプレーが実にいい。失敗もある、幸運も不運もある。野球観戦が楽しめる。
 そして夜には、今季初めての花火大会に行った。大阪港で行われる天保山花火大会。海の風が心地よい。花火大会が大好きで、よく見に行ったものだが、その度に人ごみとの戦いがある。今回は電車で行ったのだが、地下鉄の大阪港で下車。このルートしかないので、電車の混雑は大変なものだ。帰りは集中するのでもっと大変で、結局私は隣の駅まで歩いた。昨年、明石の花火大会で事故があったので、警備はかなり慎重にしているようだ。計算上50分で帰宅できるところ、1時間半かかって家に着き、いい運動にもなった。花火の方は、さほど規模が大きくないのだが、スターマインの迫力を体で感じるのが何よりだ。この大会の呼び物である「イルカの輪くぐり」をたくさん見せてくれた。きれいに決まるのは数少ないのだが、工夫を感じる。
 花火大会の場所柄が最もいいのは、福岡の大濠の花火大会だと私は思っている。公園の中心にある池の島の中から打ち上げられるので、木々とのコントラスト、近距離で見られる迫力がいい。3年間で一度しか行けなかったが、地元で見られる人たちがうらやましい。花火大会の規模ではPLの花火大会がまさに世界一だが、一度も行ったことがない。毎年8月1日に行われ、今年も平日なので難しい。
 我がHPの発信基地の写真を公開する。一応、毎日向かっているパソコンは2年前のNECのノート型。プリンターはキャノン。スキャナもキャノン。インターネットはYahooBBで常時接続。但し、電話局から5.9キロの距離があり、リーチDSLでようやくつながっているので速度は一般のADSLよりも遅い。パソコンとは関係ないが、テレビはSONY。ビデオはSANYO。全部そのときの売り出し商品など、最も安いものを買い集めた。今まだ無いのは、デジカメ。
 この部屋は私の専用の部屋だが、5LDKで唯一エアコンのない部屋なのである。比較的夏でも涼しい部屋で、冬はとても寒い。



2002.7.15(月) 博多祇園山笠

 7月15日といえば、福岡にいた3年間は毎年必ず見た博多祇園山笠の「追い山」の日である。それも曜日に関わらず15日早朝の4時59分きっかりに開始される勇壮なタイムレース。最初の年は大変お世話になって櫛田神社の桟敷席を二枚購入し、妻と二人で見ることが出来た。二年目は櫛田神社を出てすぐのところで、長身を生かし人垣の後ろから。三年目になると要領がわかってきて、カメラマンばりの脚立を用意し、櫛田神社正面のものすごい人垣の後ろに脚立で立ったら、なんと素晴らしくよく見えるではないか。全ての山が櫛田入りを終えると、今度は脚立を持って追っかけをする。街中の随所で出くわすたびに、高見の見物。決勝点の廻り止めまで行った。この年だけは土曜日だったので少し楽だった。
 山笠は15日だけでなく、7月初めから飾り山が出て、何度か予行演習のような行事が昼間に行われる。これはこれで華やかだ。
 博多祇園山笠は、大都市の街中を祭一色にする不思議な力を持っている。
 大阪の朝日放送テレビでも追い山の中継がある。昨夜ビデオをセットしておき、いまテレビで見ることができた。最も大規模な千代流が櫛田入りも全コースも1位で完全制覇と、西日本新聞のHPで見た。テレビはテレビ、本当の迫力はないが、雰囲気は十分、いい番組だった。
 博多の人でも山笠を毎年見るとは限らない。大阪の人がUSJにあまり行かないのと同じか。
                                      
博多祇園山笠(西日本新聞)

2002.7.14(日) 万博公園

 午後から万博公園へカメラを持って出かけた。デジカメではないので、その写真をすぐにアップできないのだが、そのうち現像したら写真集に掲載することにする。スキャナは昨年、特売の7,980円で買った、いや、妻に買いに行ってもらった。これが結構役に立っている。
 さて、きょうは、エキスポタワーを中心に、遠景、近景をいろんな角度から撮った。見慣れた景色だが、もうすぐタワーが姿を消すとなると、名残惜しい。じーっと見ていると涙すら出てくる。
 日本庭園の蓮池にも寄ってみた。蓮の時期は終わりに近い。睡蓮はまだこれから。この池の造りは中国のもの。ラストエンペラーに出てくる景色だ。蓮も睡蓮も朝早い時間に行かないと、こんな午後の暑い時間では花もしぼんでいる。
 生ビールを紙コップで一杯、木陰のベンチで飲み、風に吹かれて、うとうとする心地よさ。暑い季節は入園者も少ない。芝生の緑が一段と濃くなった。単独世界一周の小型ヨットあほうどり二世号の腐食が激しいと新聞で読んだので寄ってみた。野ざらしだから、木の部分が傷んでいる。
 万博競技場では中学生の陸上競技大会が行われている。決勝種目をいくつか見た。
 写真ではないが、写真集にEXPO’70の時の入場券と、きょうの万博公園の入場券を掲載した。32年前に私が万博を見た時の入場券をそのままとってある。半券のちぎられたところが不規則に残っていて、きょう使ったばかりのチケットのようだ。当時は入場口で万博のユニホームの女性が笑顔で迎えて切符を切る。今なら何でもない光景だが、電車から降りて入場口へ進み、心をうきうきさせて入場する瞬間は、田舎育ちの私にとって、夢の始まりのような瞬間でもあった。今の公園の切符は入口の自販機で買い、改札機に通して入る。太陽の塔の写真が印刷されていて、バーコードで自動改札を通る。太陽の塔、芝生や森のある自然文化園と日本庭園に何度も出入りできる。こんな広い公園だから、入場者全員が退園するのを確認することはできない。したがって、午後4時以降の出口は回転式の一方通行になる。係員はいなくなるのだ。2枚の入場券には32年の差がある。両方を見て来た私は幸せだと感ずる。


2002.7.13(土) 我がマイホーム 


 
土曜日の朝、明け方の雷雨が上がり、蒸し暑いがまだ朝だから気温は30度にはなっていない。私の家は狭い土地に3階建+ロフトの実質4階建て5LDK。私の部屋は1階の奥。目の前の窓の向こうは幅1メートルの細い道で、たまに猫や人が通る。すだれをかけた窓を開けて、ボリューム小さくゴスペラーズのCDをかけ、久しぶりの書き込み。
 毎日の通勤はJR千里丘駅まで徒歩8分、JRで4つ目の駅となる新大阪まで10分、そこから歩いて数分で会社に着く。この便利さは、かけがいのないもので、通勤が30分以内というのは何かと体力的に楽だ。万博公園に近いのはもちろん、名神高速道路など主要な道路にも近い。その割には閑静なところで、大正川という立派な河川敷のある川があり、散歩やキャッチボールができる。ウォーキングや犬の散歩の人が多い。3人の息子たちが各々の部屋を持つことと、私の書斎らしい部屋をもつには、この狭い土地にこの造りしかなかった。家から30メートルのところにファミマがある。子供たちの社会ではコンビニが近くにあるのがうらやましがられることらしい。スーパーは100メートル、他に徒歩8分以内に大きなスーパーが3つ。色んな商店はもちろん、ホームセンター、ファミレス、ユニクロだって歩いて行ける。もうここに住んで6年半、すかっり生活は定着している。
 毎日新大阪駅で乗り降りするのだが、旅行の人たちと同じ渦の中に入り、面白い雰囲気だ。USJに行く人、夜ならUSJのグッズがつまった手提げ袋を持った人たち、出張の人、グループ旅行、修学旅行など、朝の駅構内は、新幹線の客と在来線の通勤者とのコントラストが面白い。黙々と早足で歩く人の流れと、電光掲示を見たり切符に目をやるテンポのゆったりした人たち。
 新大阪駅には人気のある売店がいくつかある。
 まずは、「551蓬莱」のぶたまん。ここの行列がなくなることはめったにない。その隣の「マネケン」のベルギーワッフルは、最近人気がなくなっているようで、数年前と様変わりの寂しさ。まだ新しい「ベアードパパ」のシュークリーム。全国に店を拡大しているようだが、私の個人的感想としては、味はイマイチ。フロアいっぱいに匂いが漂うのはいかがなものかと、いつも感じる。そして新大阪に最近できた「御座候」。関西ではメジャーな回転焼き(大判焼き)。大阪では阪神百貨店の地下がメイン店。博多駅の地下にも3年ぐらい前に出来た。1個70円の値段と、思い切りたっぷり入った北海道小豆のつぶあんが美味しい。新大阪では、駅の改札の中からでも外からでも買える。1個でも。残念ながら新大阪店はほとんど行列がない。この調子では閉店の憂き目にあうのではと私は心配している。


2002.7.7(日)
 万国博記念館

 真夏の暑い一日だった。
 ユニクロで790円の帽子を買った。帽子でも汗を吸収し乾きやすい「ドライ」だ。ユニクロのドライTシャツとユニクロの綿パン。靴だけがナイキのスニーカーで、いつものようにバイクで万博公園への散歩に出かけた。
 暑かったので公園もエキスポランドも人が少ない。売店の人たちが、日曜日なのに全然来ないねと話している。
 久しぶりに万国博記念館に入ってみた。当時のパビリオンの配置を模型で見て、現在の公園の姿とを対比してみる。この記念館は入場無料なのだが、実はどこにあるのかわかりにくい。大阪ガスの展示場のようになっている「生活誕生館DILPA」の中、2階の奥の方にある「EXPO70ホール」というのがこの記念館にあたり、ほとんど訪れる人もない。短い映画が見られるコーナーがあり、当時の映像が懐かしい。お祭り広場での開会式。見事な大屋根の下、太陽の塔のうしろがお祭り広場だ。「人類の進歩と調和」というテーマを当時の新聞の見出しで「人類の辛抱と長蛇」ともじったアメリカ館・ソ連館の常時2〜5時間待ちの列。
 エキスポタワーの近くまで行って見た。小高い丘の上なので、このあたりは、さらに人影が少ない。ここへ登るまでに息が切れる。来月から数ヶ月かけて解体工事が行われるらしい。今はもう入場もできない無用の長物かもしれないが、このタワーは太陽の塔とともに遠くからも見えるシンボルタワーなので、これがなくなるのは寂しい。下へ降りて、売店で一杯500円の生ビールを買い、タワーが真正面に見えるベンチで、眺めながら乾いたのどを潤した。通り行く人は、エキスポランドや太陽の塔の方に向かう人ばかりで、おそらくこのタワーに思いを馳せているのは私だけだろう。きょうはカメラを持って行かなかったから、今度もう一度行って写真を撮ろうと思う。
 ビールでぽーっとしたところで、木陰に寝そべる。携帯ラジオでFM放送を聞きながら、しばし昼寝となる。
 万博球場ではグランドの手入れをしている人以外は誰もいない。ひっそりとしている。もう間もなくここで夏の高校野球の予選が始まる。高校球児たちによるドラマが楽しみだ。
                                                エキスポ・タワー

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今回より、最新分が一番上になります。
2002.7.7(日)-7.30(火)