北京の空港に着いたとき、まず最初に買ったのがこのテレカだ。￥１００と書いてあるので、日本の１００円硬貨を出したら、それではダメだと言う。それはそうだろう。ここは中国だ。元の表示をするとき、日本円と同じ「￥」を使うのは何故なのか不明だ。紛らわしい。その予備知識が全くなかった私は、最初にその学習をして良かったと思う。
中国からの国際電話は決して安くない。この１００元（１５００円）のテレカで、短い通話が１０回くらいできた。国際電話のかかる公衆電話は少ない。結局日本への通話ができたのは、空港とホテルの公衆電話だけだった。
カードにはＩＣが埋め込まれていて、クレジットカードのような厚いプラスティック製。イギリス、フランスもこのタイプだった。