ソフィア・ゾリステン&ミラ・ゲオルギエヴァ
 
 2013(平成25)年11月9日  
 ザ・シンフォニーホール

誰もが聴いたことのある弦楽クラシックの名曲の数々を、前から5列目中央の良い席で聴く。心が洗われる時間。
ブルガリアから来た15人の楽団と天才バイオリニストの演奏。実は今まで何度も来日しているのだが、なかなか鑑賞のチャンスがなく、今回初めて、このユニットの演奏を生で体感することになった。
天才少女も今や30代後半の円熟期で、迫真の演奏に引き込まれてしまう。
ツィゴイネルワイゼンの演奏を生で聴く・見るのは生涯初めてでもあり、それを最高のバイオリニストの演奏で見られたのが最高の幸せだった。
場所が、世界一の音楽ホール(私の個人的評価)「ザ・シンフォニーホール」だったことも感動に拍車をかける。
アンコール演奏で「ふるさと」のメロディーが流れてきたとき、感激の涙がこみあげてくる。

終演後、ホールの外は暗くなっていて、寂しい。
エンタシスの柱でどっしりと構える世界一のホールが、家路に向かう私を見送ってくれている。





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