上海とソウルに2週連続して行った。地下鉄を利用するときに使う切符やカードの日本との違いは。

上海では、チャージして何度も使える公共交通カードを購入し、空港から最後にまた空港に戻るまで一貫してこのカードを使った。日本のスイカ、イコカ等と同じ方式。上海では、1回ごとに切符を買う方式の場合、切符はICカードで、乗る時は改札機にかざし、乗り終えて改札を出るときに挿入口に入れると回収される。

ソウルでは、地下鉄を使う回数も少ないと思い、その都度切符を買うことにした。このカードは、切符のようなものだが、やはりICカードで、改札を入る時も出る時も改札機にかざす。するとこのカードは使用後に手元に残ってしまうが、それを払い戻し機に入れると50ウォンの保証金が返ってくる。面白い仕組みだが、上海では改札出口で回収されるのに対し、ソウルでは改札機に回収機能がないので、こうなるのだ。
ソウルにも、チャージして何度も使えるカードはある。

上海もソウルも、日本との大きな違いは、使用後の切符が残らないことである。ICカードは再利用されるので、日本の改札機にたまる大量の切符は発生しない。
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上海とソウルの交通カード 
      2010.7. 
上海の公共交通カード
ソウルの地下鉄切符