大相撲五月場所         2003.5.25 
 錦糸町のアパートから徒歩15分で行ける両国国技館。14日目の結果をニュースで見てから思いつき、千秋楽の日曜日、朝9時に当日券を買って入った。
 2100円は安いと言える。序の口の取組から見た。一般に売る席の最も安いのは3600円だが、当日券は2階最後列の自由席。まずは正面の席を確保して、閑散としている幕下までの取組はマス席や砂かぶりで気楽に観戦する。
 空いているうちは座っていいの?と警備の人に聞いてみた。「そうではないけど、でもチェックしませんね」と笑って答えてくれた。
 外の空気を吸いに出てみると、力士が出入りするのが見える。安芸乃島が引退できょうは不戦敗、拍手に送られ門から出て行く。
 
 最後の二番に優勝がかかる。3敗の魁皇が勝ち越しのかかるカド番の武双山に敗れ、その時点で朝青龍の優勝が決まる。朝青龍も千代大海に勝って13勝2敗での優勝。
 相撲は久しぶり。高い席を予約して見るよりも、こうして前夜に思い立って2100円の席で十分に楽しめる。
 表彰式を少し見て、帰宅したのが午後6時。こんな楽な相撲観戦も初めてだ。
 両国国技館の所在地は「墨田区横網1丁目」。「よこづな」かと思ったら、「よこあみ」が正解。
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